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ストーカー黙示録 c0  未分類 2008/04/22 Tue  . 


この春から晴れて大学生となった小生、新たなる地での新たなる生活
昔から夢見ていた憧れの一人暮らし
かの先人達が築き上げた魅惑の世界が今こそ小生の物に!

小生ははっきり言って燃えていた
この新天地で新しい自分を作り上げる!
もう過去は振り向くまい
デブオタのまま過ごした不毛な高校生活に別れを告げ、今度こそ青春を謳歌しよう
そんな決意を胸に秘め、小生の大学生活がスタートした

小生はひょんな事から文科系の部活に所属し、毎日同級生や先輩達との交流に勤しんでいた
まずは第一印象が肝心という事で自分がデブオタであるという事をひた隠しにし
ただのデブを演じる事で高感度もまずまずなんだぜ?(所詮デブはデブ

そんなある日、同じ部に入った新入生の女の子を昼食に誘ったみた
小生もこの時ばかりは自分を変えようと必死である
その子の名はK 子、正直お世辞にも可愛いとは言えない子ではあったが
まずは自分が女の子を誘ったという事実に興奮の色を隠せない
自分で自分を褒めたい気持ちを抑えつつ話に花を咲かせる

出身地や住んでる場所、友達はできたかなど他愛もない話が続く中
ある話題になった時、急に彼女の表情が硬くなった

小生「どう、周りに彼氏候補になりそうな人いそう?」
K 子「ッ!・・・ん、ううん」
小生「ん、どうかした?」
K 子「うん・・・実はね・・・」
彼女の表情がどんどん曇ってくる

K 子「何か講義中とかいつも私のすぐ後ろの席に座ってくる人がいてちょっと気持ち悪いんだよね
   あれがストーカーってやつかな?」
おいおい、冗談はよし子さんだぜ
あんたにストーカーって自意識過剰もはなはだしい
という本音は置いといて

小生「・・・まぁ、なまじ人数も多いから変な奴もいるとは思うけど
   そんなに敏感にならなくてもいいんじゃないかなぁ、多分気のせいだと思うよ」
うん、確実に気のせいだよ木の精

K 子「そうかなぁ・・・」
コイツも折れないな、スイーツ(笑)か?

小生「でも、もし本当にストーカーだったらすぐに言ってきて、協力するから」
K 子「うん、ありがと」
語尾に///はないのか///は?

昼食を一緒にとった後、小生は次の講義までの間部室で時間をつぶすことに
部室に入ると同じく新入部員で入っていた男2人がいた
同じ高校から来たという一方がデブで一方が痩せの見事な凸凹コンビ
初めて会った時から話が合ったので何度か一緒に遊んだ事もある
名前はピザ男とガリ男とでもしておこう
早速、先ほどK 子の会話に出ていたストーカーの話題を持ち出してみる

ピザ男「本当かよそれ、妄想なんじゃねーの?」
可愛い子なら妄想のし甲斐もあるんだがな

小生「そうだよなぁ、俺も向こうの勘違いだと思うけど
   何か物凄く深刻な表情だったし、もしかしたら本当かもな」
本当なら逆にそのストーカーの嗜好に興味津々

ガリ男「んで、その付きまとってる奴ってどいつか知ってんの?」
小生 「いいや、クラス違うから俺は知らない」
ピザ男「じゃあそれが本当だったとして、どうするつもりよ?」
聞いた以上ほっとく訳にもいかないし・・・

小生 「もちろん相談持ちかけられた以上バッチリ解決させて好感度アップでしょう?」
そうやって何人もの美少女たちを攻略しきたんだ間違いない!(2次元的な意味で

ガリ男「でも正直アレに好感持たれても意味ねー!」
ピザ男「ギャッハッハ!俺もそう思った」
小生 「・・・自分ら毒舌だな」


そんな出来事があり、これからK 子とも話す機会も増えていくだろうと思っていたのだが
こちらの考えとは裏腹にそれから徐々に彼女の様子がおかしくなってきた

そして・・・
そのおかしくなっている対象とは何故か小生に向けられていたのだ

講義の合間、K 子を見かけたので挨拶してみると
何も言わずにそそくさとその場から逃げ出す始末
明らかに小生を避けている
ワタシナニカシマシタカ?

更にはこんな事もあった
部活の会議中、たまたま小生がK 子の後ろの席に着くと突然泣き出して退出
ホントにもう訳ワカメ
周りの皆も何が起こったのか分からずキョトンとしていたが
何人かは小生を見ているような気がした
気のせいだろうか・・・

一体何が起こっているのか小生にはまったく意味が分からなかったが
一つだけ言えるのはその原因が確実に小生にあると言う事だ
必死で考えてはみたもののそこまで相手を追い込むほどの事をした覚えもなければ
肝心のK 子にしてもあの時一緒にご飯を食べたというだけで殆ど知らないし
その後の交流も無い

しかし、それでも何か一つ原因を挙げろというならば
K 子が付きまとわれているという事をピザ男とガリ男に喋ってしまったぐらいだが
というかそれしか考えられない
あの2人が周囲にも喋り、それが巡ってK 子の耳にも届いた
それで小生を嫌悪しているのだと思うが、何も泣き出す事ないじゃないか

とりあえず何とかして理由だけでも聞き出さなければ・・・


そんな状況のまま大学生活も2ヶ月目が終了しようとした頃
部活の方では毎年恒例の春合宿ということで1泊2日の合宿に行く事になった

正直、その間も事態は何も改善されず
この時小生も大分追い込まれており、昼間の会議の間もまともに思考が働いていなかった
相変わらずK 子は避け続けている
半端ない嫌われっぷりである、ホントどんだけだよ!

しかし、夜の親睦会でとうとうチャンスが訪れた
会もある程度進行し皆がわいわいと騒いでいる中、隙を見てK 子の前に席を移す
目の前に小生が座りあからさまに嫌悪感を表すK 子だったがそんな事はお構いなしに行動に出る
とりあえず最初に謝って、それから理由を聞こうと思っていた
原因が一つしか思い浮かばない以上まずは謝って誠意を見せようと

こちらが”ごめんなさい”と言ったとたんに泣き崩れ、わき目も振らず会場から逃げ出す彼女

異変に気付いた何人かが彼女の後を追う
それを見た周囲もなにやらひそひそと話している
もう何がなんだか分からない状況に小生は呆然と立ち尽くすしかなかった・・・
あぁこれは夢だ、そうに違いない!


その後、自分の部屋に戻ったものの、もう思考がグッチャグチャ
放心状態でベットの上に寝そべって呆けていたら
そこに同室のS 木が入って来た

その風貌は誰がどう見ても秋葉系の部類なのだが
本人曰く元ヤンキーで手が付けられなかったそうだ
高校を中退してから恩師の説得で立ち直り通信教育で大検を取得して現在に至る
お前、明らかにその設定作っただろ!
唯一首からぶら下げているぶっとい金のネックレスだけがそれを物語っている

話す気も起きないので無視してるとS 木の方から話しかけてきた

S 木「ねぇ、ホルモン君ゲームとかやる?」
小生「まぁ、ぼちぼちかな」
ぼちぼちどころかズッポリハマってますが何か?

S 木「僕ねスーパーロボット対戦が好きなんだよ、でねー特に好きなのが魔装機神って言う・・・」
お前、絶対元ヤンじゃねえだろ!

しかし、こいつは小生が今どんな状況に置かれているか知りもしないでよくもまあべらべらと
その後もしばらくS 木の他愛無い話が続いていると・・・

S 木「ところでホルモン君・・・電話とかよくかける?」
何でいきなりそんな事を聞く?

小生「何だそれ?電話する事はあんまりないけど、何かあるのか?」
S 木「いや、別に・・・」
こいつ・・・何か隠してないか?

もうちょっと深く突っ込んでみるかと声をかけようとした時
タイミングよくノックの音が聞こえた

S 木「はーい、今開けます」
扉の方を覗くとそこには同級生の女子がやって来ており入り口でS 木と何やら話こんでいる

女子1「今、みんな集めてるから部屋が決まったら迎えに来るね」
S 木 「うん、分かった」
所々だがそんな会話が聞こえてきたので、部屋に戻ってきたS 木にそれとなく聞いてみる

小生「ん、何の用事だったんだ?何か集まるとかどうとか・・・」
S 木「い、いや、これから1年生で話し合うから集まろうって」
小生「話し合うって何を話し合うんだよ?」
S 木「あー、えーっとね・・・その・・・君の事について」
・・・はぁ?小生そんなに人気者?

取り合えず、こいつは小生の身に何が起こっているのか知ってるな
と言うか周りの人間も知っているみたいだ
何かもう訳が分からないのとイライラしたのとで・・・キレた

小生「おい、どういう事だ!!!
   何がどうなってるのか説明しろ!!!
   さっきの電話がどうとか言うのも関係あるのか!?
   さっさと説明しろ!!!隠し立てしてたらただじゃおかんぞ!!!」←デブオタ
S 木「ちょっ、ちょっと お、落ち着いて、ちゃんと話すから、ね」←元ヤン

こっちの迫力に圧倒されながらS 木は知っている事を全て話し始めた
S 木「僕が聞いてるのは、ホルモン君がK 子さんにしつこく付きまとってて
   毎日のように嫌がらせの電話をしてるって・・・」
・・・ぱーどぅん?

話の大まかな内容はこうだ
事の始まりは1ヶ月前、ちょうどK 子と飯に行った後ぐらいから
彼女の携帯に毎日のように否通知電話がかかって来て
電話に出ると、向こうは小生の名を名乗って交際を迫ってきて
断わると、ひどい罵声を浴びせかけ誹謗中傷を繰り返す
そのうち彼女は精神的に追い込まれノイローゼ寸前になっているそうだ
とっても突っ込みどころ満載だがこれでようやく事態が飲み込めた

どうやらK 子に付きまとっていたストーカーとは小生の事だった
濡れ衣って言うレベルじゃねーぞ!!!

それで相談を受けていた子がちょうどみんなが集まる合宿で
今後の対策を話し合おうとして、今同じ1回生を集めてるところだと言う
相談受けてんなら真っ先に小生に言って来いよ!クソビッチ
さっきの親睦会で謝ってしまった事がむしろ逆効果になってしまうとは
これじゃあ、あの謝罪も”小生がストーカーでしたサーセンwww”と捉えられても仕方が無い

あまりにも予想外の展開に自分を保っているのがやっとで
今すぐにでもこの場から逃げ去りたい気持ちを必死で抑えていた
そしてさらにショックな事に、他に先輩達にも相談をしており
結果、60名を超す部員の大部分がその事を知っているとの事

つまりはこの1ヶ月間、小生は皆にストーカーだと思われていた事になり
唯一知らなかったのは渦中の本人だけというふざけた状況になっていた
流石にこれはシャレになっていない!

S 木があらかた話し終わったところでちょうどさっきの子がS 木を迎えに来た
早速、彼女に自分も皆が集まっている部屋に連れて行って欲しいと頼む
最初は困惑していたが、どうもただ事ではない雰囲気を感じ取ったのか
彼女も渋々了承した
コイツも小生の事をストーカーだと思っているのか!?ちくしょう
そんな目で小生を見るな!ストーキングするぞ!

部屋に向かう途中で一応S 木とその子には誤解だと伝えたが
やはりあまり信じてはもらえていない様子
そうこうしてる内に皆が集まっている部屋の前に到着

このドアの向こうにいる奴等は全員小生の事を下劣な虫野郎だと思っている
味方は誰一人いないこの状況でうまく皆を言いくるめられるだろうか・・・
しかし、やるしかない!身の潔白を証明するために!
今、小生の尊厳と未来を賭けた戦いが始まる!!!

死亡フラグビンビンだぜ?


部屋に入ると、全員が何故張本人を連れてきたんだ?という表情でこちらを睨み付ける
まさに完全アウェーな状況、重苦しい空気が流れる
部屋を見回したが当のK 子と何人かはいないものの、それでも十数名の同級生が集まっていた
リアル四面楚歌、関羽もビックリのこの局面を如何に切り抜けるか
頭をフル回転させる、助けて孔明!!!

とにかく相手が口を開くより先にこちらから全員に向けて話しかける
攻撃は最大の防御だ!ってばっちゃが言ってた

小生「さっきS 木から全部聞いた、まず最初に俺はストーカーなんぞやってないし
   今の状況もS 木から聞いて初めて知ったんだよ、寝耳にウォーターなんですよ」

今までの経緯を包み隠さず洗いざらい皆に伝える
K 子と飯に行った時に聞いたストーカーの話、そしてその事をピザ男とガリ男に話してしまった事
その事が原因で彼女は怒って自分を避けているんだと思い込み
何も聞かずにまず謝った事でさっきのような事が起こってしまった
その後、S 木から話を聞いて初めて自分がストーカーだと思われていると知った事

電話の件にしても、そもそも小生はK 子の携帯番号すら知らないし聞いてもいない
何よりも小生の趣味があんなのだと思われている事がまったくもって腹立たしいッ!!!(これは言ってないよ)

元々、身に覚えの無い事だからアリバイと矛盾さえ証明できれば
皆の誤解を解くのもさほど難しい事でもない
1時間にも及ぶ弁解の結果、何とか皆が小生の事を信用してくれた

全員と和解の握手を交わす
みんな話せば分かるイイ奴等だよ
この事がきっかけで小生たちの仲間意識が深まったようだ
雨降って地固まるというのはまさにこの事

まぁ降ったのは小生の血涙だがなッッッ!!!

その後、当のK 子を呼び出そうと皆で探し回ったのだが、部屋にもおらず
どうやら先輩の部屋で泊めさせてもらっているのだろうという結論に至り、明け方には解散となった
空は白みがかり、朝日が昇ろうとしている
今、長い長い悪夢の一夜が明けようとしていた・・・


合宿が終わり帰路へと着く
昨日の騒動が騒動なだけに、家に着くや否や着替えもせずベットに倒れこんだ
取りあえず眠ろう・・・疲れた

・・・眠れない

目をつむると昨日の出来事やこれまでの事が嫌でも思い浮かぶ
全身を覆う拭い取れない不安感と恐怖心で訳も分からず涙が溢れ出す
この日、生まれて初めて嗚咽を漏らした、涙そうそう

次の日から、小生が取る行動は決まっていた
まずはK 子の誤解を解かなければならない
しかしながらその機会は一向に訪れなかった

他の女の子から聞いた話では
彼女には事の経緯を全て話したのだが、まったく信じようとせず
聞く耳持たない状態でどうにもならないと言う
ちなみに嫌がらせの電話は合宿後にピタリとなくなったらしい

これではらちが明かないので部活の委員長にも協力(強要?)してもらい
委員長が立ち会うという条件でついに話し合いをする機会が訪れた
取り合えず小生がK 子に気があるというその誤解だけは解かせてくれ!マジで!お願い!!!プリーズ


話し合い当日

部室から少し離れたプレハブの中で先に待っていると委員長がK 子を連れて入ってきた
相変わらずこちらを睨み付ける彼女を見て小生もいいかげん腹が立ってくる
こっちは誤解を解いてやろうというのに・・・
そんなお互いがかみ合わない状態のまま話し合いが始まった

まずは委員長が事のいきさつを聞きたいというので確認がてらにもう一度今までの経緯を話す
それでも信じようとしないK 子に次はその理由を聞いてみる
話の矛盾点を指摘してやれば向こうもおかしい事に気付くはずだ

まずは否通知でいやがらせの電話が掛かって来た事について突っ込む
小生「非通知でかけても小生の名前を出すんだったら否通知にする必要はないんじゃないか?
   その時点で小生以外の人間だと思わなかった?」

K 子「でも最初にnakkerだって名乗ったし」
人の話を理解できないのか、これだからスイーツ(笑)は

そしてK 子の言動はどんどんエスカレートしてくる

K 子「学校でも待ち伏せしてたでしょ!?」
どこのスネークだよ!

小生「そんなのした事ないし、した覚えも無い
   だいたい学年が同じで、受ける講義も被るんだから大学で顔を合わせることぐらいあるだろうし
   それを待ち伏せされてると思うのは小生の事をストーカーだと決め付けてるからだろ
   そんなものただの被害妄想だ!」
イイヨイイヨー、小生テラ論客

K 子「時々私のマンションの下から部屋を覗いてた」
誰だよそれ、もしかして見える人ですか?

小生「ごめん、小生そんな寒空の下で延々と突っ立ってる程暇じゃないんだ
   それに残念ながら、あなたのマンション知らないし
   仮に本当に居たとしても小生以外の誰かの仕業
   もしくは他の部屋ストーキングしてたんじゃないの?怖いね、物騒だね」
もう誤解だったと認めた方がいいんじゃないかね
今ならまだ許せる、あなたも被害者だから
小生の海の様に広い心で許してやろうじゃないか、さぁ!

K 子「とにかくもう、これ以上私に付きまとったり、嫌がらせしたりするのは本当にやめて欲しい
   私、ノイローゼ寸前になってるんだから!!!」
はい逆ギレキタコレ・・・もうキレてもいいですよね

小生「いい加減にしろ!!!こっちは誤解を解いて安心させてやろうとしてんだ!!!
   最初っから聞く耳持たない、信じないじゃ話にならねーんだよ!!!
   こっちも被害被ってんだよ、この[ピ―――]がッ!!!」

まぁまぁと委員長が仲裁に入るも結局ヒートアップした話し合いは平行線のままで
最後に和解の握手をと勧められたがお互いが拒否して終了となった
流石にあそこまでヒステリックになられては話し合いどころではない

しかし彼女は本当に小生達を陥れた犯人に気付いていないのだろうか?
だとしたら本当にオメデタイ子だ
まぁこちらの方はもう少し落ち着いてからでもかまわんだろう

とにかくこれで周囲にも身の潔白を証明できた
それでも一度失った信頼というものはちょっとやそっとじゃ回復しないから
皆の信頼は時間を掛けてゆっくり取り戻していこう

今小生がすべき事、それは報復である
行った事の報いは必ず返ってくる!因果応報の名の下に
小生を敵に回したら一体どうなるか骨の髄まで思い知らせてやろうじゃないか
さぁ、反撃開始だ!!!


次の日からさっそく行動を開始する
講義の開始前にある男との接触を試みる
講義室を見渡しその男が居るかどうかを確認・・・いた

小生「スイマセン、ちょっと確認したい事があるんですが一緒に外出てもらえません?」
男 「えっ何ですか?て言うか誰?」
小生「いいから来い!!!」
講義室から出る際にこちらを見ている女の子に目配せをする
女子「大丈夫?」
口パクでそう告げる彼女に頷いて外へと出た

事前にK 子から相談を受けていた同期の女の子に話を聞き
一緒の講義を受ける時間を聞いていたのだ
そう、この男こそがK 子の言っていたストーカー疑惑の男だ

外へ出てから携帯を取り出し、近くに待機していた同じ部活のK男とM男を呼び出した
疑惑の男はとても不安そうにしているが無理もない
悪いがこっちも余裕が無いんでな

2人が来る前に少し探りを入れておくか
小生「で、何で呼び出されたか心当たりあります?」
疑男「いえ、まったく・・・」
ですよねー

2人が合流してから一応話を聞いてみる
小生「唐突だけどK 子って知ってる?」
疑男「いえ、知らないです」
小生「多分一緒の講義受けてるから顔は知ってると思うんだよね
   でね、その子があなたの事をストーカーだって言ってるんだけど?」
隠しても仕方ないのでぶっちゃけてみた

疑男「ええッ!そんな事してませんよ」
3人とも顔を合わせてやっぱりなという表情をとる

小生「ごめんねーちょっと確認したかっただけだから、悪気はないんだ」
その後は疑男と何故か高校の部活の話で盛り上がった
疑男は剣道部だったそうな

M男「やっぱりスポーツやってるヤツにそんな事するヤツいないって!」
小生「俺らバリバリの文科系だから説得力ないよねー」
K男「なんか疑男が連絡先教えてって言ってきたから教えちゃった」
それなんてアーッ!!!フラグ?
友達作りたいんだろうね

これでハッキリした
犯人は・・・あの屑どもだ!!!


携帯で連絡を取る
こちらの番号を表示するとおそらく出ないだろうから非通知で掛けてみる・・・出たじぇぇえ

ガリ男「もしもし・・・」

合宿以降、部活に姿を現さなくなっていたK 子
それと同じくして姿を現さなくなったもう二人・・・
そう、小生が最初にストーカーの話しをしたあのガリとピザだ

消去法で考えると至極簡単に辿り着く
こちらにしてもまだ知り合って間もない訳だし
こいつらがこういう悪戯まがいの事を頻繁にやっているような連中であっても
なんらおかしくは無い
たまたまそういう輩と知り合ってしまった小生たちの運が悪かっただけ
だが、それとこれとは話は別、やった事の報いは当然受けてもらうZE♪

小生「この度はよくもやってくれましたね、このうじ虫どもが
   おおっと電話は切らないほうがいいぞ
   切れた場合は交渉決裂とみなし、即刻K察に被害届けだしに行くからな」
ガリ男「・・・」
否定もせず、黙っているところを見るとクロ確定のようだ

小生「まぁこのまま聞いてるだけでいいから
   昨日K 子と会ったがやばいなぁアレ、PTSDってやつ
   ちゃんと病院行って診断書貰ってきてたぞ
   アレ持って被害届けだしたら傷害罪で刑事事件扱いになるぞ
   大学入って早速法学の知識が役に立つとは思わなかったがな」
もちろんPTSDなんて嘘なのなの

小生「お前らは悪戯のつもりだっただろうが今回は流石にやっちまったな、オイw
   当然の事ながら小生も便乗させてもらうぞ、りっぱな被害者だしな  
   慰謝料請求に大学への報告、お前らの今後の人生無茶苦茶にしてやるよ」
ここで向うも事の深刻さに気付いたのか何か声をかけようとしてきた
よしッ喰らい付いた!

ここで間髪入れずにたたみかける
小生「これは脅しじゃなく本当に実行するからな、だから始まったらもう最後だと思え
   そこでだ!お前に謝罪の意思があるのならチャンスをやろうと思ってる
   正直に言え、この事を提案したのはピザ男の方だろう?」
ガリ男「・・・そうです」
もう完全に堕ちたようだ

小生「お前は今からピザ男をプレハブに連れて来い、こっちはK 子を連れて行く
   そこでお前らが小生とK 子にやった事を全て話して許しを請え
   それで判断する」
ガリ男「分かりました」
力なく返事するガリ男、もうこちらの言いなりだ
クズな奴ほど保身に走る、こいつは必ずピザ男を連れてくるはず
まさに小生の計 画 通 り!!!
今小生は新世界の神になった気分だ


数時間後
プレハブには関係者を一通り集めておいた
K 子は同期の女の子に頼んで連れてきてもらった
相変わらず小生を睨み付けてくるがもうどうでもいいです
取り合えず黙っといてとだけ言っておいた

そうこうしているとプレハブのドアが開きピザ男とガリ男が入ってきた
ガリ男は顔面蒼白でますますやつれて見える
対照的にピザ男はまだふてぶてしい態度を取っているが
それ位の方がこちらも容赦なく攻められる

小生「取り合えず座れよ、ここにいる皆がお前らの今後を決める陪審員だと思え
   ここで言い訳したって無駄だからな、まずはお前らがやった事全部話せよ」
素直に従うガリ男と場の雰囲気に負けたのか渋々座るピザ男
ピザ男に話を振ると誤魔化しかねないので、ガリ男に話するように促す

ガリ男「始めホルモンrからK 子の話を聞いた時にピザ男がそれをネタにして
    こいつらからかってやろうぜって言ってきたんだ」
ピザ男がガリ男を睨むが構わず話を続けるガリ男

ガリ男「携帯の番号は新入生名簿からメモを取って、こっちの番号が分からないように
    非通知で掛けたけど、ホルモンの名前を出したらK 子はそれを信じたから
    後は毎日ピザ男と2人で嫌がらせの電話を掛けてました」
ふとK 子の方を見ると顔が真っ赤になっていた
それは怒ってるのかな?かな?
どうでもいいけど小生に謝ってね

ガリ男「すぐに違う奴だってバレると思ってたけど、完全に信じきってたので
    面白がって嫌がらせを続けてました
    ・・・ごめんなさい」
ピザ男も観念したのか謝罪をしてきたが

ピザ男「ああ悪かったよ、確かに俺らがやりました
    すいませんでした、それでいいだろ?」
ただ開き直っただけみたいだ

その態度を見てガリ男がピザ男にもっとちゃんと謝るように必死の形相で懇願する
ガリ男は自分達がK察に突き出されると思い怯え切っているのだろう
ピザ男もガリ男に促される様に2人共イスから降り、土下座して謝ってきた・・・が
謝罪の言葉をさえぎるようにK 子が2人の前に立ちはだかり
一人づつ思いっきりビンタを入れる、乾いた音がプレハブに響き渡る
うわぁ怖ッ!ちょっぴり同情しちゃう

そして泣き崩れたK 子を他の女の子達が外に連れて行く
うん、うるさいしね
しかしながら、謀らずも名演技でしたよ

小生「ガリ男には言ってあるがあれが今のK 子の状態だ
   PTSDの診断書もって警察に被害届け出したらお前ら立派な犯罪者だ
   当然大学にもいられない、退学処分だろうな普通は   
   後プラス慰謝料請求も両方で出す様にするから
   お前ら刑事、民事とも裁判でこれから大変だぞ!
   自分らで費用なんか出せないだろう?
   親を訴えるから地元にもいられなくなりそうだな
   大変だなちょっとした悪戯心で人生狂わせて、ホントご愁傷様♪」
もうずっと俺のターン!!!

ここでようやくガリ男に引き続きピザ男もお顔真っ青、気付くの遅いよ
2人して必死で土下座を繰り返す
頭が高けぇ!土下寝しろよwww

そんな2人の姿を見てようやくスッキリ・・・出来る訳も無く
俺のバトルフェイズはまだ終了してないぜ!!!

小生「そんなに許して欲しいのなら誠意見せろよ
   今ここで優子リンのものまねしろ」
優子リン・・・と小声でつぶやきながら顔を見合う2人、そして

ピザ男「ゆ、許してほしー・・・リンコ」
提案した本人が思わず吹き出してしまった
おもしろういのぅwwwおもしろいのぅwww

ガリ男「ゆ、許してホシーノ!」
・・・それ違うから

こうして小生は今後の大学生活において何でも言う事の聞く2匹の奴隷を手に入れた
ポケモンゲットだぜッ!!!

プレハブから出るとそこに落ち着きを取り戻したK 子が立っていた
K 子「その・・・疑ってごめんなさい、私がバカでした」
こちらも続けて解決できたようで

K 子「お詫びに今までの事リセットしてまたランチから始めない?」
ピンチの後にはチャンスあり
またここから楽しい大学生活が始められそうだ、って

小生「絶対ぇヤダwwwwww」

こうして小生の波乱の大学生活が幕を開けたのだった

― 完 ―


・・・という妄想をしてみた

現実は非情なものだ
冷静に考えればこんなにも単純な仕組みだったのにそれすらも気が付かない
気付いた頃にはもうピザ男もガリ男もK 子も部活を辞めて姿を消していた
結局、被害者、加害者ともうやむやのまま小生だけを残し
騒動の当事者達は全員居なくなってしまった

騒動から2週間程経ち、周囲は何事も無かったかのように日常へと戻っていた
結果としては、K 子が部活を辞めたいが為に
大げさに事を荒立てていただけなのだろうという見解で落ち着いた
小生もこれ以上関わりたくもなかったのでそれに従うフリをした
たまに講義室で奴らを見かける事もあったが、そこで殴りかかったところで
結局、何も変わらないだろうから存在自体を忘れる事にした
この世は因果応報、小生が自ら手を下さなくてもいつか必ず違う形で報いを受ける事だろう

そんな事より今、小生にとって一番大切な事
誤解とは言え、一度どん底にまで落された自分の評価を元に戻さなければならない
それまでは決して逃げない、逃げればそれまでだから


こうして事件は一件落着したかに見えたのだが
実はあるとんでもない傷痕を残していた・・・

普段と変わらない日常、もう何事も起こる事はないのだが
外に出られない
外に出ると周りの視線が全て小生に向けられ、皆が小生の悪口を言っていると思ってしまう
サングラスを掛けていないとまともに表も歩けない

今まで以上に根付いた女性不信のほかに視線恐怖症と強迫観念までプラスされてしまった
デブオタから一気にメンヘラーにクラスアップするとは我ながら迷惑なくらいネタに事欠かない人生だ

―本っっ当に昔から極端から極端へと突っ走る子でした(母・トシミ談)―

何と言うか、最高に鬱ってヤツだ!!!

と、まぁこのままの流れで行けば神経症と戦うホルモン男爵の闘病ブログとなるところなのだが
それはそれ、ナチュラルボーンドランカーの小生にとってはさほど気にも留めておらず
むしろ部屋から出たくないのなら出たくなるようになればいいだけの事と
ある計画を実行に移していた

数日後、部屋に荷物が届いた
深夜番組の通販で購入したエクササイズマシーン
そう、今回の一件を引き起こしたのは結局のところ自分のせいである
全てはこの醜いデブオタの見た目が悪いのだ

ならば諸悪の根源であるこの体を変えてやる!
痩せるだけで全てがうまくいくかどうかは分からないが、今はこれにすがるしかない
ここからが小生にとっての真の大学生活のスタートだ

今、己の尊厳と未来を賭けた戦いが始まる!!!(何回賭ければ気が済むんだ?


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ホルモン男爵3世

Author:ホルモン男爵3世
ホルモン男爵の館へようこそ!
まぁゆっくりとくつろいでくれ給え





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